愛と情熱の葡萄男 平井 亮

愛と情熱の葡萄男:平井 亮

農家ではない私が感動した「もぎたてぶどう」

実家は祖父母が自家菜園で野菜を栽培する程度で、ほとんど農家にかかわることのない家庭で育ってきました。
ある時、贈り物の「ルレクチェ」を食べて衝撃を受けました。

こんな美味しい果物があるのか・・・と。

もし自分が作ったもので自分が味わったような感動を他の人にも与えることができれば、こんなにやりがいのある仕事はないと思いました。

つまみ食いした「もぎたてぶどう」

高校卒業後、県農業大学校園芸経営科果実専攻を経てつまみ食いした「もぎたてぶどう」は、それまで食べていたぶどうと別物でした。

ぶどうの軸は緑色で、果実はプリプリ。
種はなく、噛めば濃厚で酸味も程よいぶどうジュースが口いっぱいに広がり、思わず「え!?これがぶどう!?うま!!」と言ってしまうほど、心が揺れ動き感動したことを覚えています。

もぎたてぶどうを食べるまではお仏壇のお供えのぶどうが私の価値観でした。
ぶどうの軸は枯れ、果実はしおれ、ただ甘いだけで種があり食べづらいと思っていました。

ですが、新鮮なぶどうは違うんです。
私がぶどう農家となり行商をするようになってから、よく耳にする言葉があります。

平井ぶどう園について

「今までぶどうなんて買おうと思っていなかったけど、平井さんのぶどうは生き生きしているから絶対買うよ!」

「こんな新鮮なぶどう、食べたことないよ」

「美味しい!これ好き!!」

等々と、嬉しい言葉とともに、私が体験した感動を購入された方々が感じていると思っております。

「愛と情熱の葡萄男」

このキャッチコピーは、知人がつけてくれました。

愛と情熱とは

とある自動車屋さんの聞き上手の女性からいただいた言葉です。
その女性にどうしてぶどうだったのか、ぶどうの魅力や美味しさ、こだわりを聞いてもらっていた時に、「亮さんのぶどうは愛と情熱でできているんだね」と言っていただきました。

葡萄男とは

幼馴染である【NAOKI】へ手伝いを頼んだことがきっかけです。

1人ではできないことは「NAOKI」と2人で、2人でダメなら3人で・・・。
3人目は「NAOKI」の高校の同級生である【ISHIYAMA】と、人と人のつながりで難しいことに挑戦してきました。

ふたりとも仕事の休みを利用して来てくれる頼もしい男達です。

連絡手段はSNS。
そして、そのグループ名こそ『葡萄男達』です!
今ではメンバーは5人です。

この二つの言葉は同時期に僕の心に存在したため、『愛と情熱の葡萄男』が誕生しました。